漆器の素材について

漆器づくりの工程「下地」
製品の表面には出ませんが
漆器の強度など品質を左右する大切な部分で、
塗り・乾燥・研ぎを何度も繰り返します。

漆器づくりの工程「上塗り」
均一の厚さに仕上げる熟練の技に加えて、
漆を乾燥させるための一定の温度、湿度を維持する
デリケートな環境が必要です。

漆器づくりの工程「蒔絵」
筆に漆を含ませて模様を描き、
そこに金粉・銀粉などを蒔(ま)きつけ、
研ぎ・磨きを繰り返す伝統的な加飾技術です。

漆器づくりの工程「沈金」
伝統的な加飾技術の一つ「沈金」。
定規を使わずにまっすぐな松葉を彫る手仕事は
まさに熟練ならではの技です。

漆による焼物の修復「金継」
割れたり、欠けたりした焼物を漆で接着補修し、
蒔絵で装飾、直し部分は「景色」として価値を高めます。
物を大切にする心、日本の文化の象徴です。

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