2025/03/10
3月4日(火)~7日(金)の4日間、東京ビックサイト
にて開催されました JAPAN SHOP 2025
「NIPPONプレミアムデザイン」に出展しました。
当社のブースにご来場くださいました皆様に
心よりお礼申し上げます。
今回は「越前塗りの新たな未来へ」をテーマに
今の職人の技を活かしつつ、デザインの工夫で
インテリア分野へ提案することを目指しました。
■(写真)重箱の塗りの技を活かした「漆のスクエアアート」
■(写真)お膳の塗りの技を活かした「漆のテーブル」
■(写真)角物(板物)の塗りの技を活かした「漆のウォールアート」
また、ガラスや陶器にも漆塗りができることを発信し、
異素材との組み合わせによる可能性も提案しました。
■(写真)陶器素材に漆を塗ったランプ
■(写真)ガラス素材に漆を塗った花器
そして、美しい艶の漆塗りや金箔、様々な色に対応するウレタン塗装について、オブジェを使って分かりやすく比較する見せ方もいたしました。
■(写真)様々な色の漆やウレタン塗装を施した「鳥のオブジェ」
その他、漆器の素材や製造工程をご説明するため、
漆塗りやウレタン塗装のサンプルをご用意した他、
壊れた焼物を漆で「景色」として美しく修復する
「金継ぎ」の事例もご紹介しました。
今回は、ブース空間づくりをJAFICA所属のインテリア
デザイナー、大西哉子氏(ジオインテリアワークス)が担当し、
越前塗りの特長を最大限に活用した魅力的な空間演出にも注力しました。
■大西哉子氏による空間演出
期間中、たくさんのお客様に弊社ブースにお立ちよりいただき、
さまざまな視点から漆器についてお話をすることができました。
なお、同会場で開催されました「IDM AWARD 2025」において
当社は2年連続の入選の栄誉を賜りました。
今後も、越前塗りの未来にむけて、さまざまな可能性に挑戦し、
より多くの皆さまに漆の魅力を発信できるよう、取り組んで
まいりたいと思います。
山久漆工株式会社
代表取締役 山本 泰三