2017/12/13
■セミナー会場に設えられたテーブル(写真左)と、説明する支部長の石川紀久子さん(同右)
12月1日(金)、東京・南青山の「ふくい南青山291」にて、食空間コーディネート協会関東甲信越支部が主催する「日本の伝統的なお正月の迎え方セミナー」が開催され、弊社は、福井の越前漆器メーカーとして協力参加させていただきました。
会場では、50名をこえるお客様、関係者の皆様が参加し、和食器研究家の片岡省治さんによる「お正月のしきたり」のお話のほか、支部に所属する4名のテーブルコーディネーターによるテーブル展示が行われました。福井県ゆかりの会場ということもあり、各先生方は当社製の越前漆器をお使いいただきながら、「クリスマス」「お正月」をテーマに美しくしつらえていただきました。以下、当日のご説明順に紹介いたします。
■堀江 千秋さん(テーブルクリエイトミロトムhttp://www.mille-automne.com/)
テーマ:「冬至 ~クリスマスを迎える前に~」
堀江さんのテーブル提案では、当社のモダンな漆器シリーズ「百合形小吸椀 白内黒」を活用いただきました。フランスを代表するテキスタイルの一つで最近日本でも人気の「トワルドジュイ」。マリーアントワネットも愛した柄は250年の時を経て現代に受け継がれています。パリでもお教室を開催されている堀江さん。アンティークをリメイクしたフレンチリネンのテーブルクロスに、日本の伝統の漆器を組み合わせた「日仏コラボスタイル」でご提案いただきました。
■荒井 よう子さん(食空間クリエイトSweet Flag http://www.sweetflag-y.com)
テーマ:「和食器で愉しむChristmas」
心躍るクリスマス、華やかなイルミネーション。荒井さんには、「特別なクリスマス」を愉しむ食卓をテーマに、木製ステムの当社シャンパングラス「Japan Glass S 拭き漆」を使っていただきました。器以外のリネンやフィギュアを変えれば、このままお正月にも使えるアイテムとなることなど、コーディネートのポイントについてご提案をいただきながら、季節を問わず洋のテーブルにもマッチする「木目が美しい和食器」について、ご説明いただきました。
■松浦 郁子さん(Salon de 食&花 http://shokuhana.jp)
テーマ:「まったりと春を待つ小正月」
松浦さんのテーブルでは、別名「女正月」とも呼ばれる大人の女性のための憩いのひと時、休息の日をテーマにご提案していただきました。弊社の「卵型ボックス」、「入れ子金線蓮蒔絵」は新たなカタチの漆器として印象的なテーブルづくりに貢献。また、春が待ち遠しいこの時期に「JAPAN Glass S白漆桜蒔絵」の桜模様や「ティーカップ&ソーサー ローズレッド」のピンク色は、女子会の注目アイテムとなりそうです。「ペーパーウェイト 波千鳥」を食卓に使うなど、松浦さんの幅広い活用術により魅力的なテーブルとなりました。
■石川 紀久子さん(麻布サロンhttps://ameblo.jp/azabusalon-emins/)
テーマ:「我家のお正月」
石川さんには、金彩とミルクティ色の漆が絶妙な「白漆フリーカップ 五種」をテーブルのセンターに使っていただきました。「黒と金」の市松模様をメインとしたお正月の華やかな器との相性も抜群です。「何時ものように家族で新年を祝い、二日から親族が集まり、和洋混菜の料理を楽しみながら新年の抱負を語ります。」という石川さんのテーブル提案は、毎年つづくお正月の幸せなご家族の様子が目に浮かび、とても印象的でした。
<イベントに関するお問い合わせ先>
食空間コーディネート協会 関東甲信越支部
桃井 090-1999-7613 中出090-4412-2327
http://talk-tcs.gr.jp/topickantou/