お知らせ

社長レポート~「ジャルダン周年祭‘17」に参加しました。

2017/08/22

8月10~11日の2日間、福井のフレンチレストラン、ジャルダンにて開催された「ジャルダン周年祭‘17」にパネリストとして参加しました。「郷土を知り 郷土を愛し 郷土を伝え 郷土を育む 全ては郷土の 子供たちの為に…」というテーマのもと、今年は2日間にわたり、福井で活躍する農家、伝統工芸に携わる皆様によるパネルディスカッションが開催され、私は2日目に越前和紙の杉原吉直さん、越前打刃物の高村光一さんとともに、越前漆器のパネリストとして参加いたしました。パネルディスカッションの中では、特にこの10年で福井の工芸・匠の技が世界にむけて積極的に発信され世界から注目をあびていることが紹介されるともに、将来にむけては、身近に工芸があるという恵まれた福井の子供たちむけにもその素晴らしさを体感できる機会をつくることが重要、などの意見が交わされました。

パネルディスカッションの様子と終了後の記念撮影

 
 

その後、「ジャルダン」料理長の平田康博さん、「割烹ときわ」店主の荒井守一さんとの日仏マリアージュによるお食事の時間となりました。弊社の伝統的な漆器に盛り付けられたお料理が白い洋皿の上にのるといった新感覚の日仏コラボレーションによる創作料理を80人近いお客様が堪能されました。ちなみに弊社でご用意した漆器「八十椀」は、従来、蓋付の平椀・飯椀・坪椀・汁椀の組み合わせでお膳にのせて使用するものですが、今回は、料理人のご提案で、「平椀の蓋と飯椀の親(本体)」の組み合わせでお料理の器としました。決まった形にしばられず、料理にあわせて器を上手に使いこなすことの大切さも学ばせて頂きました。

「割烹ときわ」荒井守一さん(左)、「ジャルダン」料理長の平田康博さん

 

白い洋皿の上の漆器に盛り付けられた創作料理

 
 

また、会場では、割れたお皿を漆で継いで修復した「金継(きんつぎ)」の大皿に、福井の野菜を優しく盛り付けて展示するなど、「工芸の再生」についても積極的にPRしました。

「再生できる工芸」をイメージする取組として会場で紹介された「金継」

 
 

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