2007/01/19
お正月商品としてのイメージが強い漆器に新たな季節感を与えるため、このたび、随筆「枕草子」になぞらえた四季ごとの器「いとをかし」シリーズを開発し、専用WEBサイトにて本日より販売を開始いたしましたので、ご案内いたします。
このシリーズは、東京・港区の福井県産業支援センター「ふくい南青山291」を拠点に、南青山で活躍する若手クリエーター朝倉昇誠氏、牧野紀子氏とプロジェクトを組み、消費地の立場からみた漆器についての分析と、都市生活者の感性に適応したデザイン商品を検討。日本の四季の趣をつづった清少納言の随筆「枕草子」をコンセプトに「ALL MADE IN ジャパン」にこだわりながら「わかりやすく、幅広い層に受け入れられる漆器」を商品展開いたしました。
第1弾商品は「春は曙」。天然木の素材に、漆器では珍しい「白漆」を贅沢に塗り重ね1枚1枚の桜の花びらを蒔絵で描いた「白漆・お花見セット」を提案いたします。
当社では、インターネット上に、この「いとをかし」シリーズ専用WEBサイトを立ち上げ、期間限定でダイレクト販売を行います。(ホームページ左側のバナーボタンをクリックしていただくか、http://www.ito-wokashi.com/をご指定ください。)
また、今後、当社オフィスがある「ふくい南青山291」内の1Fショップでも販売開始を予定しております。
なお、特定のシリーズに限定してダイレクト販売を行うことについて、「産地メーカーとしてユーザーの声を直接吸収し、商品開発力の強化を図り、従来の問屋-小売店ルートでの販売拡大につなげていくことが目的」として、取り組んでまいります。
山久漆工株式会社
取締役 山本泰三
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kasane@yamakyu-urushi.co.jp