7月31日、東京都目黒区の鷹番小学校にて漆器に関する課外授業を開催しました。これは、鷹番小が「夢プラン」と題して企画しているプログラムのひとつとして行われたもので、 「うるし博士になろう」というテーマのもの、児童34人、父母の計40数人が参加しました。
第1部では、原料となっている漆や漆器づくりのこと、伝統工芸全般のことなどについて実物や映像を使いながら 当社の山本泰三が説明し、第2部では福井県産のミディトマト「越のルビー」を使った冷製パスタの調理実習のあと、 鯖江市河和田小学校でふだん用いられている給食用の漆器を使って食事をし、漆独特の手触りを体感するという内容で行われました。
食事のメニューには、冷製パスタのほか、鯖江市産コシヒカリや坂井市「竹田の厚揚げ」などを使った炊き込みご飯、 味噌汁を用意し、漆器のお椀に盛って、食事を楽しみました。児童からは漆に関するたくさんの質問とともに、 「漆器で食べるご飯はおいしく感じた」などの声があがりました。